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新緑の鎮守の森

昨日は、地元の鎮守の森の藤まつりに出かけました。創建は不詳ながら、平安時代には、武蔵国の武士団の崇敬も篤く、それ以降、武士や庶民の信仰を集めてきた由緒ある神社です。
藤の花は、満開でした。池の畔には、江戸時代後期の国学者、平田篤胤(あつたね)の仮寓跡があり、遺愛の藤といわれています。樹齢200余年、いまでは、株廻り8mの老樹ですが、いまなお、毎年、長い房を垂らして咲き続けています。藤棚は、この3倍ほどの広さがあります。
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参道の傍には、「荒城の月」の作詞者としても知られる土井晩翠(ばんすい)(詩人、英文学者)の歌碑が建てられています。
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「気吹の屋 いつのみ霊の 宿れりしあとなつかしき 越ケ谷のさと」と刻されています。気吹の屋:神様が、罪やけがれを祓う場所。気吹は、いぶき(古代は、いふき)と読みます。平田篤胤の号が気吹舎(いぶきのや)と称していたことも踏まえての歌でしょう。いつのみ霊(みたま):天照大御神の別名の中に、厳之御魂とあり、その読みでしょう。
 
おりしも、拝殿の柱には、「奉祝 天皇陛下御即位」の旗が掲げられていました。
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江戸時代初期には、二代将軍秀忠、三代将軍家光も、この地へ鷹狩りに来た際には、参拝、休憩したということで、葵紋の使用が特別に許可され、立葵が、御神紋になっています。
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新緑の 杜を動かす 太鼓かな 功雪(しらこばと)
 
参拝の後、隣接の植物園を見学しました。明日、記事掲載いたします。
 
今日の名言:
 
人は苦しみを数えあげることを好み、喜びは数えようとしない。 ドストエフスキー 「地下室の手記」より

by shirakobato2 | 2019-05-03 10:42 | 神社
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