秋が深まるにつれ、ナツアカネ(夏茜)の♂は、頭部から腹部全体が、真っ赤になります。 先が尖ったものが好きで、ネギの葉の先端にとまっているところです。縄張りを確保して、餌食が来るのを待つのでしょう。飛び立っても、すぐにもとに戻って同じ姿勢をとるので、撮影は、楽ちんです。(笑) 晩秋には、胸部は、(写っていませんが)頭部の顔も、もっと紅くなります。 ![]() 避暑に行っていたアキアカネ(秋茜)は、もう、山から下りて来ているころですが、まだ、見かけません。 アキアカネも赤とんぼの一種ですが、ナツアカネほど、全体が真っ赤にはなりません。 当地は、武蔵野の一画で、見晴らしのよいところへ上がると、東に筑波、西に富士・丹沢山地・秩父連山、北に日光・那須連山を望めます。筑波山へ夏に登ったときは、山頂で、群れ飛んでいました。奥日光(明智平)でも、頭の上に手を上げるととまるほどでした。こちらからは、どこへ行くのかわかりませんが、いずこであっても、ナツアカネの避暑地は遠く、その飛翔能力には驚きます。 赤蜻蛉 筑波に 雲もなかりけり 正岡子規
by shirakobato2
| 2019-09-18 11:28
| 昆虫
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