昨日は、モミジ園から200mも離れていない花と緑の振興センターにも寄りました。サザンカ(山茶花)、寒椿、椿の花がいろいろ咲いていました。 真っ白いサザンカ(立ち性の寒椿系ともいわれています)の「富士の峰」です。 ![]() サザンカの中でも早咲きで、散り急いでいた「七福神」です。大輪の半八重咲きの花です。花弁が縮れているのも特徴です。 ![]() 寒椿は、サザンカと椿の自然交雑種で、この「獅子頭」がその原種といわれています。 ![]() 寒椿は、枝が横に這う特徴がありますが、その中にあって、立ち性の寒椿、「勘次郎」の花です。(原木の所有者:服部勘次郎氏) ![]() 早咲きで10月から咲いていて、一度、掲載していますが、いまは、たくさん咲いていました。中輪の侘助(わびすけ)で猪口(ちょこ)咲きの「西王母(せいおうぼ)」です。 ![]() ----しらこばとの覚書----
サザンカ(山茶花) 花期 10~12月 花姿 平たい 落花 ばらばらに散る 葉縁 細かいギザギザ 葉柄と若枝の細毛 あり 葉形 楕円形で先が尖る 実 球形、表面に毛 ツバキ(椿) 原種は、ヤブツバキ(たぶん、赤花がおおもと?) 花期 12~4月 花姿 ほとんど平開しない 落花 首から落ちる(花弁がばらばらに散る園芸品種もある) 葉縁 ギザギザが無い 葉柄と若枝の細毛 無し 葉形 細長 実 ほぼ球形で、表面がツルツル カンツバキ(寒椿) サザンカとツバキの交雑種、八重咲きの薄紅花のシシガシラ(獅子頭)からすべてのカンツバキが派生。 サザンカとツバキの両方の性質を受け継いでいる 葉 暗緑色で小さな槍形 葉縁 鋭い鋸歯 横に広がりやすく、刈り込みに強い性質で、庭木や垣根に使われる タチカンツバキ(立ち寒椿) サザンカを母種とした立性のカンツバキ 代表種は「勘次郎」: 原木の所有者、服部勘次郎氏の名前を採って名付けられました。 ユキツバキ(雪椿) ヤブツバキの豪雪地帯に適応した変種 (小林幸子の♪♪花は越後の~花は越後の雪~椿♪♪の、あの椿) 枝がしなやかで、花弁が水平に開く ヤブツバキ(藪椿) ツバキの原種 オトメツバキ(乙女椿) ピンクの多弁花 侘助(わびすけ) 元木は、ツバキの品種のひとつ、「太郎冠者(たろうかじゃ)」 花が小さく、筒状になる
by shirakobato2
| 2020-11-20 15:06
| 花木・花卉
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