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大樹の黄・紅葉

振興センターは70年ほどの歴史がある県の施設で、長年の間に大きく育った樹がたくさんあります。その中のいくつかの大樹の黄・紅葉を掲載します。
 
まずは、武蔵野を代表するケヤキの黄・紅葉です。
ひとつは、埼玉・日高市の農家の屋敷林にあったもので、枝張りが狭く竹ボウキ状に生育するケヤキで、‘むさしの1号’と命名されたものです。
もうひとつは、川口市内で発見された、枝がややしだれる‘むさしの2号’と名付けられた珍しいケヤキがあります。
左手奥が、‘むさしの2号’、中央の紅葉した樹が、‘むさしの1号’です。右は、ふつうのケヤキです。
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東園の道路沿いに植えられている‘むさしの1号’です。枝が張らないので、落ち葉も広がりません。👍
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この葉の樹は、北米原産のアカガシワ(別名:アカナラ、英名:レッドオーク)です。ブナ科/コナラ属ですが、柏の葉に似ていて、紅葉が美しく、心材も赤いので、アカガシワだそうです。
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これも、北米原産で、ヒノキ科ヌマスギ属の針葉樹のラクウショウ(落羽松、別名:沼杉)。公園の水辺によく植えられていますね。
よく似た円錐状に伸びるメタセコイアに似ていますが、樹形は、丸みをおびています。
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湿地性で、多湿のところに根が生えるので、空気を取り込むための呼吸根(気根)が、根の周りに立ち上がっています。
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池から少し離れたところに植えられているメタセコイアの紅葉です。これは、中国で発見された生きた化石と言われていますね。
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メタセコイアの葉です。枝も葉も左右対称に出る対生です。一方、ラクウショウは、互い違いの互生。これだけで、識別ができます。
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むべ棚には、ムベの熟した実がたわわに成っていました。アケビと違って、裂開しないで丸いままです。ここは、採果禁止なので、撮っただけ。
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最後は、ごていねいにも、アジサイが霜除け・雪除けの藁囲いをされていました。ここは、若手の職人さんの育成の場でもあるので、ベテランさんが指導されたのかも。これなら、合格点でしょう。👍
シーボルトがオランダへ持ち帰った植物は、膨大な数ですが(4年前に国立科学博物館で開催されたシーボルト展で知りました)、アジサイのある品種に、愛した日本人妻、お滝さんの名前を入れて、Hydrangea otaksa・・・と名付けたそうです。
藁囲いされたアジサイは、ヨーロッパで品種改良され、里帰りした”グリーンシャドウ”という品種でした。
人気のある西洋アジサイだそうですね。枯れる前は、花が緑色になるそうで、散歩に行く公園のあの緑色のアジサイもこれだったかも。いずれも、来年の楽しみです。
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出かけた日は、気温25.5℃にもなりましたが、昨日は曇り空、今日は、木枯らし?号の強風です。黄・紅葉もだいぶ散っているでしょう。
3日間にわたり掲載しました。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
 
俳句:
 
紅葉狩り 絵巻のどこに 紛れやう はづき(別サイトでの、かつてのブロ友さん)
霜除の 藁の結びに 心込め 功雪(しらこばと)

by shirakobato2 | 2020-11-21 13:06 | 植物園
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