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いつもの一日 & 韓国出張の思い出

昨日は、いつもきれいにされてお暮らしの皆さんには、関係ない記事を掲載して、失礼いたしました。
 
いまでは、こんな生活をしていますが・・・
かつて、30年ほど前には、韓国の三星〇〇(いまは、たしか、サムスングループの1社)という会社から依頼されて、工場の5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)、さらにもうひとつ、Saftyを加えて6Sを指導していたんですよ。(苦笑)
その三星(サムスン)がいまのような一大企業になるとは・・・です。
 
40代半ばにして、当時、たくさんいただいていた給与よりも、自分のやりたいことをしたいの一念で独立。妻も、「なんとかなるわよ。好きなことをしたら」と応援してくれました。
産業用コンピュータのシステム・エンジニアリングの株式会社を創立したばかりでした。
それはともかく、システム・エンジニアリングとは関係のない仕事を、とあることで、上記の工場から委託されました。
当時、韓国の工場は、品質向上のために、日本の工場を参考にしたい一心でした。
 
釜山の郊外にある工場へ行ったところ、広大な敷地のあちこちに、ブルーシートで覆われた、輸出品の富士通やNEC向けのCRTの不良品が野積みされていました。
CRT:Cathode Ray Tube。ブラウン管液晶ディスプレイが登場する前の表示装置。
そこで、工場見学をすると、CRTディスプレイの不良は1画面1ドットの有無が許容範囲の時代でしたが、それにしても、生産ラインのなんとも汚かったこと。
それから、足掛け2年、月1回、指導に韓国へ通いました。
皆さんが理解されて、きれいな工場になりそうなときまで通いました。
 
当時、システム・エンジニアの相場は1人・日、6~7万円でしたが、5万円でいいですかということで、移動日を含めて2泊3日で15万円いただいていたのを覚えています。航空券、空港・工場までの送迎、釜山では高級ホテルの宿泊代など込み込みでした。
 
飛行ルートは、数年前から変わっていますが、当時は、成田から北上して、那須上空あたりで、北アルプス上空へ向きを変えて、登頂された登山者の手を振る姿も見える高度で、それから、能登半島から日本海へ出るとすぐに釜山の金海国際空港へ降下していました。
 
今日も、筋トレ・ウォーキングをしながら、真っ青な夕空に富士飛行機を見つつ、懐かしく思い出したことでした。
 
写真は・・・
庭の、紅くなった千両の実です。実が上向きなので鳥さんも食べにくいらしく、花穂200本ほどが熟して、ほとんど残っています。ピラカンサも紅く染まっていますが、熟すまでは毒性があるので、それを知っている鳥さんは、まだ食べないままです。
手前のボケは、指ではありません。紅葉したイロハモミジ。
いつもの一日 & 韓国出張の思い出_e0413146_20044251.jpg
 
今日の名言:
 
自分を人と比較しない 比較はみじめな感情を呼ぶ。自分を人と比較する習慣はもうやめよう。 ジェリー・ミンチントン(米国の著述家)「心の持ち方」より
 
俳句:
 
銀杏落葉 金色小鳥 群れるごと 功雪(しらこばと)

by shirakobato2 | 2021-12-02 20:21 | いろいろ | Comments(0)
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