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キタキチョウ、舞い来る

昨日から、庭先でキタキチョウが舞っています。
 
一般には、キチョウ(黄蝶)とまだ称されていますが、2005年頃、キチョウ(シロチョウ科)は、2種いるということがわかって、沖縄県(南西諸島)にいるのをキチョウ(別称:ミナミキチョウ)、南西諸島以北にいるのをキタキチョウと(学術的には)分別されました。
南西諸島には混在しているそうですが、鹿児島県以北は、みな、キタキチョウだそうです。
 
そして、この蝶は、成虫のまま、樹木や山野草の陰で、少々の雪にも負けず、ほとんど、じっとして越冬するそうです。
このところ、暖かくなったので、飛び立って、舞い来たりけり、かな?
 
この写真は、以前、撮影したものです。夏型、秋型は、たぶんということで・・・
 
夏型のキタキチョウ(これは裏翅。表翅には外縁に黒帯)
キタキチョウ、舞い来る_e0413146_17462772.jpg
秋型のキタキチョウ(黒帯は消失)
キタキチョウ、舞い来る_e0413146_17464198.jpg
 
わが家の出窓では、ツマグロヒョウモンが蛹で越冬しました。いまは、いたずらをしてもピクリともしませんが、しっかり、体型を保っているので生きているはずです。
南方系の蝶(現在、温暖化で?北上中)なので、羽化するのはもう少し先かな?
キタキチョウ、舞い来る_e0413146_18173710.jpg
 
俳句:
 
方丈の 大庇(ひさし)より 春の蝶 高野素十
もしかしたら、庇で越冬していた黄蝶だった?
それに目を留められて詠まれたとしたら、流石(さすが)。👍
 
初蝶や 東に筑波 西に富士 功雪(しらこばと)

by shirakobato2 | 2022-03-13 18:43 | 昆虫
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